講演

講演 · 19日 4月 2023
印西市手をつなぐ親の会
 3月23日(木)中央駅前地域交流館において、印西市手をつなぐ親の会主催の「障がいがある子のために親がしておくべき対策」というテーマで講演をさせていただきました。  親の会では過去にも成年後見制度に関する講演を何回かやられたようなのですが、障がい者に成年後見制度を適用することは間違っているという私の持論を述べさせていただきました。  成年後見制度は高齢者を対象とした制度であり、それを障がい者に適用すると、何十年も後見人もしくは後見監督人に報酬を払い続けなければならないのです。  今の日本の制度の中で、これという制度はないのですが、昨年9月に国連から勧告を受けた成年後見制度ですので、何年か後に、きっといい制度ができることを期待して、待つこと、及び今の日本でできる対策についてお話しさせていただきました。  具体的には、成年後見制度に代わって、遺言・家族信託等があると説明させていただきました。  国連から勧告を受けるような制度を日本では続けてきており、障がいのある子をお持ちの親の方の苦労は理解しておるつもりですが、私自身は子がないので、親の会のメンバーのお役にたてればと思っています。